読書

勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022)【読書レビュー】

面白そうな読み物だな~と思ってよんでみただけの読書レビューです。 去年一部の界隈で話題になっていた本「勇者たちの中学受験」という本です。 一部の界隈▼ togetter.com 実名で中学受験の塾を出しているところに惹かれてよんでみました。 私自身は子ども…

ルポ 誰が国語力を殺すのか 著:石井光太(2022)/ 最近読んだ本のなかで1番面白かった【読書レビュー】

ランキング参加中読書ランキング参加中書評 私自身優秀ではないので、こういったブログなどの文章を書くのにとても苦労しています。 だから定期的に文章力や国語力、読解力についての本を読むようにしています。 今回は「ルポ 誰が国語力を殺すのか」という…

勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる 著:上田 渉(2010)/進路に悩める中学高校生にオススメな一冊。ただし注意点も。【読書レビュー】

なんとなく勉強方法に興味があったので読んでみました。 はじめは著者の経歴を語っているので興味をなくしそうになりましたが、後半できちんと勉強のノウハウについて書いてあるのでよかったです。 読んでいて 「自分は間違っていなかったんだな」 と思うこ…

僕はイエローでホワイトでちょっとブルー2(2021)著:ブレイディ みかこ / 外国に住むということのリアルな一面が垣間見えるのが興味深かった【読書レビュー】

私は外国に住んでことも行ったこともないので、海外に暮らすということはメディアやSNS情報でしか知りません。 だから悲しい情報が流れてくるとついつい気持ちがそういった気持ちになってしまうし、切り取られた情報があたかも正しい情報かのように受け取っ…

ミライの授業 著:瀧本 哲史 (2016)/ 普通に伝記としても面白かった【読書レビュー】

14歳を対象に書かれた本ということで、とてもわかりやすい文章だった。 普通に伝記としても面白かった。 この本の本題ではないが、興味のない歴史の人物をわかりやすく説明してくれるのはありがたいなあ。 この本「ミライの授業」は、 『中学生という大人で…

「超」入門 失敗の本質 著:鈴木 博毅 (2012)/ 耳の痛い話が1番自分によく効くよね難しいけど…【読書レビュー】

私は人の成功話より失敗した話が好きです。 かといって苦労話ばっかりきくのはしんどいですが… 私も叶えたい夢があるのですが、毎回いい結果になることはなく失敗の繰り返しです。 失敗ばかりしているとどうしても気持ちも落ち込むし、視野が狭くなってしま…

伝える力(2007)著:池上彰/ 文章がうまくかけないと思ったときに読みたい。【読書レビュー】

私はブログの文章を書くのが苦手です。 定期的に 「私ってなんてこんな文章を書くんだろう」 「もっとわかりやすい記事にしたい」 と悩むことがあります。 今までたくさん文章系の本を読んできました。 やはり”役に立った!”という本もあれば”役にたたかなか…

オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ(2020)著:オガトレ / 疲れにくい体がほしいときはストレッチあるのみ!【読書レビュー】

リングフィットをはじめて11月で2年目になります。 現在まで続けてきて、体調はたまに崩すものの前の自分とくらべてだいぶよくなったと思います。 ですがやはり筋肉はつくものの、体が柔らかくなることは別問題だと最近感じていました。 2年ぐらいリングフィ…

新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます(2022)/エビデンスがしっかり載ってて良き【読書レビュー】

Twitterでみかけたので読んでみました。 私には子どもがいないので何もいえないのでサラッと感想を書くだけにしますが、とても読みやすかったです。 読んでみると意外と知らないことばかり。 「確かにこれってよく聞くけど実際どうなんだろう…」 ということ…

子どもが心配 人として大事な三つの力 著:養老孟司(2022) 子育てに対して不安を覚えたら読みたい【読書レビュー】

私は子どもはいないのですが、なぜか読んでしまいました。 おそらく自分について不安なところがあるのでこの本を手に取ったんだと思います。 自分をより理解すれば他人を傷つけることも低くなるはずと考えているからです。 読んでみたらとてもおもしろく、た…

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 著:ブレイディみかこ (2021) 2022年に読んだ本のなかで1番よかった! 【読書レビュー】

「この本はいい!」といろんな人にオススメされてきたが、なんとなく理由をつけて読まなかった本、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』をようやく読んだ。 結論からいって 『読んでよかった』 と思った。 読む前は 「(現実で日本人が差別されて…

読書する人だけがたどり着ける場所 著:齋藤 孝(2019) あなたはなんのために読書をする? 【読書レビュー】

なぜ読書をするのか。これは人によって回答は違う。 私は「なにか不測の事態が起きたときに落ち着いていたいから」本を読んでいる。 今までの経験からいって私の場合、知識があれば落ち着いていられるからだ。 逆に知識がないから感情的になってしまう場面も…

マインドセット「やればできる! 」の研究  (著) キャロル・S・ドゥエック (翻訳)今西康子(2016) メンタルをよくしたいなら絶対手元においておきたい一冊 【読書レビュー】

尋常でない気候のせいか最近マイナス思考になりやすいです。 私はマイナス思考になったときは『こうしよう』と決めていることがたくさんあります。 そのなかの1つに 「すでに読んだ本でも読み返してみる」 というのがあります。 今回読んでみたのが『マイン…

13歳からの~とはあるけど就活のグループディスカッションに役に立つ /13歳からのファシリテーション(2022) 著:ちょんせいこ【読書レビュー】

先日、待ち合わせの時間つぶしに図書館にいった。 通りがかったロビーで近所の高校生が昨今日本で起きている問題についてグループごとに方眼紙でまとめて発表していた。 様々なテーマをとりあげていてとても興味深く読ませてもらった。 学生とはいえ様々なこ…

闇祓 著:辻村 深月(2021)人間関係のゴタゴタが最後に1つに収束していく感じが超面白かった! 【読書レビュー】

小説を久しぶりに読みました。 普段はビジネス書とかが圧倒的に多いので、 「たまには小説も読まねば…」 と3年ぐらい前から思っていました。 読書をするジャンルに偏りがあるのはあんまりよろしくないですし、そろそろビジネス書のジャンルの本に飽きてきた…

ハッとさせられたり、共感したり、そうじゃないと思ったり/20代で得た知見 (2020)【読書レビュー】

TikTokで流行っていた本『20代で得た知見』を読んだ。 2022年1月~3月ぐらいの話だと思う。 エッセイというのは著者の主観を一冊にまとめた本なので、共感することもあったり、ただただ爆笑したり、そうじゃないと思うけどなあと思ったり様々な感情を一冊で…

最近よく眠れないと思ったら読んでみよう/マンガでぐっすり! スタンフォード式最高の睡眠 著:西野精治 イラスト:四方山哲 シナリオ:星野卓也 (2018)【読書レビュー】

最近日も長くなり、気温が上昇してきたせいか睡眠の質が低下してきているのを感じています。 例えば 朝3時ごろに目がさめてしまう。 二度寝ができない。 結果的に睡眠不足に。 このブログを始めたころよりははるかにマシな睡眠にはなったんですけどね。 もっ…

「なぜ自分はこんなに惨めであの人は成功しているのだろう?」←それ全部たまたまです。/実力も運のうち 能力主義は正義か? 著:マイケル・サンデル 訳: 鬼澤 忍(2021)【読書レビュー】

パラパラと開くと難しい感じの哲学本っぽいですが、読み終えると思ったのは これって最強のメンタル本じゃね? と思いました。 超簡単に要約すると 能力で大学入学を決めていたら格差の固定をより助長することになる なぜなら大学入学に必要な能力ってお金が…

メンタルを改善したいときに読みたい入門本/発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル練習帳 そこそこ幸福に生きる40のコツ(2021)【読書レビュー】

「よわよわメンタルを改善したい」 「すぐマイナス思考に考えてしまう」 私もネガティブメンタルをこじらせてしまうタイプの人間なので、その気持ちとてもよくわかります。 現在私は様々な本を読みまくって色々な方法を実行してきました。 結果このブログを…

人はなぜ感情的になるのか / 感情とはそもそも何なのか。現代科学で読み解く感情のしくみと障害 著:乾敏郎 (2018)

私の親はかなり感情的に怒るタイプでした。 私にもそういう気質は遺伝しています。 もちろん親だけのせいにはするわけにもいきません。 だからアンガーマネジメントや自己肯定感をあげる本、感情についての本を定期的に読むことにしています。 最近は割とそ…

体調不良になるとメンタルは荒れるし集中力も落ちる /最高の体調 著:鈴木 祐(2018)【読書レビュー】

久しぶりに読み返してみました。 というのもたまたまこの本の読書メモを見返していたら、気になる一言が書いてあったからです。 さすがに私はゆでたまごを間食にはできない がやってみる価値はあり と2019年10月にこの本を読んだ私は思っていたようです。 「…

小学生のころマスターキートンを読んだ私が大人になった今再びマスターキートンを読んだ感想【マンガレビュー】

私の実家に住んでいた叔母が結婚して家をでていくときに本をたくさんおいていった。 私はその部屋を自分の部屋にした。 よくわからない本がたくさんあったけど、そのなかに何冊かマンガがあった。 私の住んでいたところは田舎だったのでとにかく娯楽がなかっ…

常に余裕をもたせてるってどういうこと?アイリスオーヤマの経営の仕組みがわかる!/いかなる時代環境でも利益を出す仕組み 著:大山 健太郎 (2020)

先日とあるツイートのまとめをみました。 togetter.com 簡単にまとめると 上場できるがあえて非上場 稼働率は常に7割におさえる 2020年にマスクの売上が飛び抜けた とのこと。 またアイリスオーヤマ公式HPによると アイリスオーヤマの公式HPから引用 あきら…

気分が落ちこみやすい人はお腹の調子が悪い人が多い!かも/腸と脳 著:エムラン・メイヤー 翻訳:高橋 洋 (2018)

※今回は下ネタ系の話なので食事中の方は要注意です※ お腹の調子、どうですか? ちなみに男性より女性のほうが便秘になりやすいそうです。 理由は筋力が弱いから。 あとホルモンも影響しているとかなんとか… さらに面白いことに 「気分が落ちこみやすい人はお…

書物を読むことが禁じられた世界で主人公は本を燃やす/ 華氏451度〔新訳版〕原題:Fahrenheit 451 著:レイ・ブラッドベリ 翻:伊藤典夫(2014)【読書レビュー】

2022年1月1日に買った本です。 「読もう読もう」と思っていたのですがずるずるとここまできてしまったので一念発起して書店で購入しました。 いやー!!難しい!!! この本に限ったことではないのだが、世界で有名なSF小説はとてもむずかしいことが多く解釈…

考えすぎてしまうあなたへ/ 最先端研究で導きだされた「考えすぎない人の考え方」 著:堀田秀吾(2020)【読書レビュー】

考えすぎて困っていませんか? 私もつい考えすぎてしまって夫に 「そこまで悩むならもっとシンプルにいこうよ」 といわれてしまう性分です。 そういわれると気が楽になるのですが、いつも夫がそばにいるわけにもいきません。 1人でスパッとサクッと決断した…

夢の70%が悪夢と聞いて安心した!/ 脳はいいかげんにできている 著:デイヴィッド・J・リンデン 訳:夏目大

最近とある悩みがあります。 悪夢をよくみるのです。 寒いせいもあるとは思いますが、本当に寝るのが嫌になるレベルの悪夢をみます。 朝からげっそりします。 とりあえず様々な対策をして悪夢をみる回数は減ったのですが、どうして悪夢のをみるのか疑問だっ…

『習慣にならない』と悩んでいる人はオススメ。だけどこの本の注意点をまとめておく/習慣超大全 BJ・フォッグ (著) 須川 綾子 (翻訳) 

「習慣にしたいことがあるのにできない」 と悩んでいる人はとりあえずこれを読んでおけという本が2021年5月にでたのでレビューしたいと思います。 読んだ感想としては、私がいいたいことをすべてこの本で解説してくれてるって感じです。 私も『習慣化』につ…

サクッとわかる ビジネス教養 地政学【読書レビュー】

わかりやすく面白いビジネス本をみつけました。 その名も『サクッとわかる ビジネス教養 地政学』という本です。 私ははじめてきいたのですが、地政学とはいったいなんでしょう。 国際政治を考察するにあたって、その地理的条件を重視する学問である (地政…

思考を図で整理するとどんなメリットがあるのか/武器としての図で考える習慣【書籍レビュー】

私が”図で考える習慣”が身についたのは大学生のころだったと思う。 当時の私はとにかく東京にいきたかった。 もっと正確にいうなら「親と離れたかった」から。 さらにいうなら東京にいくのはあくまで親から離れる一つの手段でしかなかった。 でもそれでも私…