なぜ読書をするのか。これは人によって回答は違う。
私は「なにか不測の事態が起きたときに落ち着いていたいから」本を読んでいる。
今までの経験からいって私の場合、知識があれば落ち着いていられるからだ。
逆に知識がないから感情的になってしまう場面も今まで多々あって、そんな自分を大事にしたい気持ちもあるが、困っている自分の一面でもある。
だから落ち着くためには知識があるほうがてっとりばやいなと思ったから、本を読むようにしている。
今から5年ぐらい前はよく感情的になって落ち込むことばかりだったが、食事面や体力面、脳科学・心理学・マインドフルネスなどの本を読み漁ることによって、現在ではだいぶ調子がよくなりメンタルも安定してきた。
それもこれも読書のおかげだ。
まあもちろん私の行動力もすごいと思うのだが、これは毒親のもとから逃げ出した私にとっては今更な話だ。
（正直毒親から逃げ出す計画を立てて実行するほうがずっっと困難に感じる）
とにかく読書をすることはプラスはあってもマイナスはない。
人が読書をするのには様々な理由があるが、ときに迷うこともあるだろう。
「この本、名著なのに理解できない…」
「どの本から読んだらいいかわからない」
「教養のある人になりたいけど読書をしても全然教養が深まった感じがしない」
とか色々である。
そんな人にオススメしたいのが今回紹介する
『読書する人だけがたどり着ける場所』
だ。
読書関係で悩みがあったら手にとって見てほしい。
読書初心者の人にも読みやすい内容になっている。
本を読んだからなんだ、という気持ちもわかる
と、ここまで読書はすごいいいと持ち上げてきたが、
「本を読んだからなんだ」
という人がいるのもわかるし、気持ちもわかる。
たかが本を読んで人生どうなるわけがない。
それはそうだ。
否定できない。
私も今はこうやって本を読んでいるが20代のほとんどは本を読まなかった。
最近教養とかがよく本屋でみかけるけど、教養があるだけでご飯がくえたら苦労しないと思う。
劇的に変わる魔法なんてない。
一冊の本を読んだだけでなにか変わったと実感できたら苦労しない。
正確にいうならちょびっっっっとだけ成長しているのだが、実感がわくにはずっとあとのことになるだろう。
本を読んだからなんだ、と思う人の気持ちもよくわかる。
だから読書をするしないを誰かに押しつけることはしないようにしている。
本人が「今のままじゃいけない」と思ったときに、変化の1つの方法として読書があるだけだ。
要するに『ただ諦めなかった・続けただけ』だ。
私もいったい何度「こんなこと意味ないんじゃないか」と思ったことか。
本のいいところとは他人の考えを一方的に受け取れるところだ
忙しい社会人、わざわざ久しぶりにあった友だちと難しい話をする機会はあまりないだろう。
そんなときに本はいい。
他人の考えを自分の好きなときに一方的に受け取れるからだ。
ときには
『自分には合わなかったな』
と途中で切り上げることができる。
そんな本の性質が好きだ。
この本で紹介されている名著はどこがいいの？
この本ではいくつもの名著が紹介されている。
そりゃ長年いろんな人がいいよ！といっているのだからいい本に決まっているだろう。
それはわかる。
だがそれは本当か？
あなた自身でそれは決めることだ。
ちなみに私は今まで名著とされる本を読んだ経験がなかったので2021年あたりから年に1回は触れるようにしている。
感想をいうなら名著を読むのは非常に疲れる。
ただし行動しないと結果はでない
残念ながら本を読んだだけでは何も変わらない。
行動に起こすというフェーズが必要になってくる。
1つアドバイスするなら、行動を起こすために何が必要なのか細かく工程を切り分ける手法『マージナルゲイン』をオススメする。
詳しくは下の本に書いてある。
私もよく追い詰められたときに使う思考方法なのでオススメ。
私は2018～2020は特に本を読んでいたが、そろそろちゃんと読書の内容を生かさなくてはいけないと思いたち本を読むのをだいぶ控えている。
締め
ここまでこれたのは読書と私の行動力のおかげだと冒頭に書いた。
しかし我が夫のメンタルパワーにもだいぶ支えてもらった。
…よく本の冒頭や巻末に著者が家族や周りの人に感謝するページがあるが、こんな感じなのかなあと思う。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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