闇祓 著:辻村 深月(2021)人間関係のゴタゴタが最後に1つに収束していく感じが超面白かった! 【読書レビュー】

小説を久しぶりに読みました。

普段はビジネス書とかが圧倒的に多いので、

「たまには小説も読まねば…」

と3年ぐらい前から思っていました。

読書をするジャンルに偏りがあるのはあんまりよろしくないですし、そろそろビジネス書のジャンルの本に飽きてきたのもあります。

(飽きてきたといってもまだまだ知らないことがあるのでビジネス書は読み続けます)

 

あと本を読むとストレス解消になることが過去の研究*1からわかっています。

だから読書が好きな人は読書をするのをオススメします。

 

大学にいた10年以上前は小説含め様々なジャンルを読んでいたのですが、最近はすっかりご無沙汰になっていました。

そこでこれからは小説を年に2回ぐらいは読むことにしました。

 

今回たまたまTiktokをみていたら(だったと思うのですが、覚えていない)、オススメされていた小説だったので読んでみました。

 

めちゃくちゃ面白かったです。

 

あらすじは

澪という高校生のクラスに要という転校生がやってくる。

好意を抱いているような行動をしてくる要に恐怖を覚えた澪は先輩の神原に相談をもちかるが…

という感じです。

察しのいい方はわかるかと思います。

「ただの転校生がいきなり主人公に好意を抱くわけがないだろ!」

というところがひっかかった人はぜひ読んでみてね。

ミステリー・サスペンスやサイコスリラー系が好きな人はオススメです。

 

 

 

短編で人間関係のゴタゴタが様々な場面で描かれる

はじめは高校生、主婦、会社員、小学校と場面が変わります。

必ずゴタゴタがあります。

登場人物たちのリアリティさといったら!描写力がすごい。

特に主婦の章は胃がキリキリしてしまいました。Amazonのレビューで30代の女性にオススメとかかれていたのは主婦の章の描写がすごいからだと思います。

 

私はライトノベルも死ぬほど読んでいたことがあるのですが、こういったファンタジーなのに現実味のある話(小説に登場するようなごちゃごちゃした人間関係)はこういうジャンルでしか出会えないんだろうなあと思いました。

 

著者の辻村さん、名前は以前から存じておりましたがあらためて作品をみるといったいどんな人生を歩んできたんだろう…なんて考えてきてしまいます。

今回読めて良かったです。

独り言

ようやく最近になって

年に1度は世界的名著を読む

ことができるようになりました。

2022年▼

tachikawa.hatenadiary.jp

あれ?もっと小説読んでいたような気がするんですが…ブログにしてるのこれだけだ…私もまだまだですね…

今年は『白鯨』にでも挑戦するか~はっはっは~

無理なのでフィリップ・K・ディックの本でも読み返そうかなと思います。

まだ読みたい本はあるのでね!

出典元の追記

しれっと冒頭でミネソタ州立大学の研究を引用させてもらいましたが、実際はこちらの記事から知りました。

yuchrszk.blogspot.com

いつもありがとうございます。

締め

いつもと違うジャンルの本を読むとまた頭が刺激される気がしてドキドキしますね。

 

今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。

これを書いた人

 

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当ブログは、映画や読書について記事にしています。たまに雑記も書きます。読んだ記事を面白いと思ったらぜひ読者になってやってください。

 

 

 

*1:ミネソタ州立大学のHPより引用https://www.takingcharge.csh.umn.edu/reading-stress-relief