思考を図で整理するとどんなメリットがあるのか/武器としての図で考える習慣【書籍レビュー】
私が”図で考える習慣”が身についたのは大学生のころだったと思う。
当時の私はとにかく東京にいきたかった。
もっと正確にいうなら「親と離れたかった」から。
さらにいうなら東京にいくのはあくまで親から離れる一つの手段でしかなかった。
でもそれでも私が東京に惹かれたのは
とにかく大都会に住んでみたかったから
だ。
~~自分語り終わり~~
という自分の気持ちを分析できたのは大学生のときに、100均一で売ってるパソコンの100枚入りのコピー用紙にどんどん書き出していったからです。
それを夫にいったらびっくりされたので理由をきいたら、
- どうやってやるのか教わっていない
- そもそもそこまで考えない
という返事をもらいました。
なるほど!たしかに。
私はたまたま高校のときにそうやって思考を整理する方法を教わっていたことと、そういう勉強法をしていたことがあったからです。
そのうち自己流にしていきましたが…
あと私の実家の家庭環境がなかなかアレだったこともあって、深く考える思考法がみについてしまったことも大きいです。
ただ深く考えると自分がどこにいるかわからなくなるので、紙にかき出していたワケです。
最近改めて図に書き出すことを見直す機会があり、ほかの人はどんな感じで書き出しているのか興味をもちました。
ストレス解消法としても使えるらしいですね。
それが今回紹介する『武器としての図で考える習慣』です。
- 考えすぎてわけがわからなくなる
- 新しいアイデアが浮かばない
- 図で考えるってなに?
という方にオススメです。
私はもう知っていることもあったのですが、他の人はこうやってかきだしているのかという参考になりました。
この本に書いてあることは著者の方の図の使い方なので、
「自分だったらこうする」
というアレンジを加えるのもアリだなと思います。
図の使い方とは
ブログ運営や記事作成にも使える
私の現在の図の使い方の一例としては、
- ブログをどうしたいか
- そのために何ができるか
を一気に書き出します。
あとは優先順位とこの日にやる日付をかきます。
もちろんブログ運営だけでなく、新しいことを始めたときはよく図を使ってかきだしています。
今はもう慣れたのであまりやっていないのですが、このブログを始めたころは記事作成をするときに書くことを紙にかきだしてブログの記事に起こしていました。
現在記事をかくときは軽くふせんに書き起こしている程度です。
自分に迷ったときに
これは自己啓発になるかなと思うのですが、自分の人生に迷ったときに使えます。
冒頭でもふれましたが、20代前半のとき私はしょっちゅうしてました。
今そのとき何度もかきだしことは
- 絶対譲れないもの
- 死んだときに後悔することはなにか
- 死ぬときどんな状態で死にたいか
でした。
(他にもいろいろあったと思います)
それを意識して今まで生きてきたしこれからもそうしていくでしょう。
あなたの人生が迷ったときに図で書き出すと自分がより理解できてきますよ。
読んでいて思った注意
夫婦ゲンカも図で解決できる、とありますが、まあ人によると思います。
少なくとも私の両親は不可能でしょう。
おそらく図で解決しようとしたら
「理屈っぽい」
といわれるでしょう。
自分の意見だけ通したいという人には絶対向いていません。
図で解決できる夫婦は話し合いも上手そうですね。
締め
私はもしお金があったら家中の壁をホワイトボードにしたいと考えていたのですが、私と同じことを考えている人がほかにもいると知って嬉しくなりました。
いちいち消すのが面倒ですし、思いついたときに書きたいんですよね。
そんな家がもてるようにがんばろ…
たまには自分のしていることをふりかえるのも大事かなと思い読んでみました。
今日はこの辺にしたいと思います。 ではまた。
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