『習慣にならない』と悩んでいる人はオススメ。だけどこの本の注意点をまとめておく/習慣超大全 BJ・フォッグ (著) 須川 綾子 (翻訳) 

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「習慣にしたいことがあるのにできない」

と悩んでいる人はとりあえずこれを読んでおけという本が2021年5月にでたのでレビューしたいと思います。

読んだ感想としては、私がいいたいことをすべてこの本で解説してくれてるって感じです。

私も『習慣化』については様々な本を読み試しまくりましたが、とりあえずこの本が1番まとまっていると思います。

この本を読んでおけば、ほかの本でも

「あれ?この内容、この本にかいてあったな」

と思うはずです。

そのぐらい内容がまとまっています。

さすが2019年度アメリカの大学で入学が困難な大学ランキング第1位のスタンフォード大学の研究です。

スタンフォード大学 - Wikipedia

本の内容についてはぜひ読んでほしいので書きませんがこの記事では

飽きっぽい自分を理解して運動やブログなどを習慣化することに成功した私が、感じたこの本を読むにあたっての注意点をまとめました。

おそらく知っておいて損はないかと。

 

 

 

 

この本を読むときの注意

分厚いからといって気負うな

まず最初に実物をみたとき「ぶあつい・重い」と思うはずだ。

ペラペラとめくるとあちこちに有用そうな論文を引用して”習慣化”について語っている。

これだけでいかにも

「自分の悩みを解消してくれそう」

となんとなくは感じるだろう。

だが実際に手元において読んでみるとあなたは

『むずかしい』

と思うだろう。

そんなときはぜひ安心してほしい。

私もそう感じたからだ。

私は習慣化についておそらく関連書籍を10冊以上読んでいるがそれでもこの本は分厚いし難しいと思う。

分厚いと読みづらいと感じるのは私だけだろうか。

おそらくそれだけこの本の著者は『習慣化』について熱く研究しているということだ。

それだけ『習慣化』というものは奥深いものなのだ。

もちろんすべてのページが難しいわけではないので、つまみ読みをするつもりで読んでみてほしい。

最初から丁寧にすべてを理解して読もう、とすると半分ぐらいで飽きてしまうだろう。

あなたにとって必要なところだけ最初に理解するようにこころがけよう。

特にP188まではとにかく読みすすめればだいぶいい感じだ。

自分にできることがあったらメモしたり実行してみたりしてほしい。

「これだけの方法がかいてあっても習慣化できるか疑問」

そのとおりだ。

この本では様々な角度から習慣について説明している。

先ほどもいったが、私も習慣化するのに大変なみちのりを通ってきた。

今でこそリングフィットを継続したり、複数のブログを継続したり、様々なことを習慣化できているが、失敗の連続だった。

まずリングフィット(運動)をする前に、睡眠や食事の改善をして体調を万全にするのに数年かかった。

睡眠や食事の改善、なんてかんたんにかいているがまったくかんたんではなかった。

これらはすぐに効果を実感できることではないからである。

本を読んでは試し、本を読んでは試しの繰り返しだった。

食事には特に苦労した。

飽き性な性格の私にとっては毎日同じものを食べ続けることはほぼ不可能。

かといって毎日違うものを食べるとお金と手間がかかる。

ほんっっっっとうに苦労した。

少しずつ少しずつ自分の性格を理解していった結果、今こんな感じで継続できている。

経験したからこそ無駄ではないというか。

この本を読んで習慣にならなかったとしたら、

  • 何がだめだったのか
  • どういうやり方だったら継続できるか

について考えてみてほしい。

習慣について多くの人が勘違いしていることもこの本では解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。

私が特に同意したページ

この本は分厚いのでどこを読んでいいかわらからなかったら、とりあえずこのページだけでも書店で立ち読みしてみてください。

P3~31

このリード文、めちゃくちゃ同意しました。

P79,P92

「習慣ができないことはモチベーションがないからじゃない」といいきってて「そのとおり!」と思いました。

モチベーションはやりはじめてからわくもの、といいますが、それ以前にそのやる気もないときに気にすることがあります。

それについて解説しています。

P84

できない自分を責めてしまう人はこのあたりをよんでほしいです。

P151 継続に「能力」の有無は関係ない

これも読んでほしい。次の

中断しても「再開」すればいいだけ

本当にそのとおりなんですよね。

 

ここまで読んでくるとおそらくそのうち首が痛くなってくると思うので、そのときは購入を検討してみてください。

締め

習慣というのはほんっとうに奥深い。

だから私が提案していることが必ずしも他人にあてはまるかといったらそうではないでしょう。

自分が自分を導くつもりで追求していくしかない。

その方法の1つとして大学の研究を参考にするのはあてずっぽうに挑戦するよりはるかに効果的だと思うのでぜひ知識として蓄えてみてほしいです。

こういう本を読むとハッとしますが、これって万国共通の悩みなんですよね。

あとこういう本ってだいたい赤色の文字や表紙ですよね。やる気になるからかな?

 

今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。

これを書いた人

 

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