最近とある悩みがあります。
悪夢をよくみるのです。
寒いせいもあるとは思いますが、本当に寝るのが嫌になるレベルの悪夢をみます。
朝からげっそりします。
とりあえず様々な対策をして悪夢をみる回数は減ったのですが、どうして悪夢のをみるのか疑問だったのです。
最近はそんな劇的なライフイベントはないし、心あたりがない。
たまたま数年前から読みたかった『脳はいいかげんにできている』という本を読みました。
するといろんなことがわかりました。
- 夢の内容にはかなりの偏りが見られる
- 負の感情につながるものが実に多く、夢日記に記録される夢の約70%が悪夢
- この傾向は国や地域を問わず共通 (P292より引用)
非常に興味深いですよね。
ところでこの本のレビューで
「内容が難しい」
というものがありました。
『いやいやーそんなワケないでしょ』
と軽い気持ちで読み始めましたが、後悔しました。
医療用語ばかりで難しいです。
なんとかわかるところだけ読んで読了という形にしました。
この本を書いた人もそうですが、これを翻訳した夏目大さんも相当すごい人だなと思いました。
それに医学部を目指す人はこういうのを理解しているんだなと思うと頭が下がります。
簡単に人にオススメできない本ではありますが、我こそは!という方はぜひ手にとってみてください。
読み応えはありますよ。
伝えたいこと:脳はいい加減なものである
著者がこの本で伝えたいことは
- 脳の作りが案外「いい加減」であると知れば、私達の最も「人間らしい」特徴について深く知ることができる (P16より引用)
ということ。
テレビでとりあげるような
「神秘のもの」
「実は人間の脳は常にセーブがかかっていて本来のちからは眠っている」
とかそういうものではない。
(作者はアメリカ人なのだが、アメリカでもやはりそういったテレビがあるらしい)
どちらかというと曖昧なものだといいたいのだ。
そのために詳しく脳について解説してくれているのだが、そこらへんがどうしても難しく感じてしまう。
これはしょうがないことだが。
日本の脳科学者の池谷裕二さん本は面白く読めるように工夫されているので、脳の仕組みについてしりたいなら下の本などをオススメします。
私は楽しく読めました。
締め
Amazonで調べたときにわかったのですがこの本のジャンル、心理学みたいですね。
どちらかというとサイエンスのような気がしますが。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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