勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022)【読書レビュー】
面白そうな読み物だな~と思ってよんでみただけの読書レビューです。
去年一部の界隈で話題になっていた本「勇者たちの中学受験」という本です。
一部の界隈▼
実名で中学受験の塾を出しているところに惹かれてよんでみました。
私自身は子どもがいないことと、中学受験があまり激しくない県に住んでいるためサラッと流し見しました。
ちなみに中学受験の都道府県別の割合はこちらでみれます。
とりあえず本の感想なのですが、全く知らない学校の名前がたくさんでてきてついていくのがやっとでした。
どういったレベルの学校で、どんな感じなのかが想像できない私にとっては全体的には興味の薄い本だなという感じです。
本当にうっすら興味があってよんでみただけなので。
ただ親の心理についてかなり細かく描写があることと、有名塾の一部の実情がかかれているので中学受験を受ける親御さんはよんでおいたほうがいいと思われます。
この本は男の子2人女の子1人の受験生とその家族に焦点をあてて経験談が語られているのですが、特に2人目の男の子の話はヤバいというのが他の方の感想でも多くあがっていました。
それについては私も同意です。
脱線した私の感想
中学受験をする家庭ってお金持ちの家庭が多いのでしょうが、この本を読むと
「お金持ちいえど普通の人間なんだな」
と思えたのがよかったです。
まあ学歴コンプ&家庭コンプ&地方コンプを抱えている私のような人間からしたら羨ましい悩みだなと思います。
この本を読んでてて「私と変わらない悩み方をするならなんで私がそこにいなかったんだろう…」なんて感想もでてきたのも事実です。
これこそ親ガチャってやつなんでしょうね。
お前が学生時代がんばらなかったからだ!なんていっている人がいたら私と同じ環境においてあげたいです。
人間には自分で決められないどうしようもないことはあります。
それでも私が勉強できなかったことは事実ではあることは受け止めています。まあ自分のせいですよね。
ただこの考え方をすると鬱になったので、もうしないことにしています。
もちろん文句ばっかりいってないで今の自分でできる努力は当然現在進行系でやっていますが、いつになったら叶うやらわからないのでその不確定要素に不安になってしまいますね。
いつまでこれを続ければいいんだー!!って。
もちろん数字はみえているのですけど、なかなか思うようにいかないので試行錯誤の毎日です。
いつか「やったー!成功しました!」なんてブログをかけたらいいな…
本当に思いますが、いらない苦労なんてするもんじゃないですよ。
やりたいことがあったときに苦労するべきです。
締め
我が県では中学受験意識はほとんど高くありませんが、10年後どうなっているかはわかりません。
私の人生においてこの本が役に立たないことを祈ります。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
当ブログは、映画や読書について記事にしています。たまに雑記も書きます。読んだ記事を面白いと思ったらぜひ読者になってやってください。
ルポ 誰が国語力を殺すのか 著:石井光太(2022)/ 最近読んだ本のなかで1番面白かった【読書レビュー】

私自身優秀ではないので、こういったブログなどの文章を書くのにとても苦労しています。
だから定期的に文章力や国語力、読解力についての本を読むようにしています。
今回は「ルポ 誰が国語力を殺すのか」という本が面白そうだったので読んでみました。
だいたいこの手の本はツッコミどころが多かったりします。
「え?それって著者の感想じゃないの?」
「そもそも貧困が関係しているんじゃないの?」
とか思うこともまあたくさんあります。
なんというかこういう教育に関する本を書かれている方って高学歴・高収入家庭の出身なことが多いせいなのか、「いやいやそうじゃないだろ」ってツッコミをいれることも多々あるんですよね。
そういった場合大抵統計を用いたデータとかを使っていない。
著者の考えにそった意見しか使わないことが多いのです。
今回もそんな感じなのかな~なんて思いながら読んでいたのですが、この本は違いました。
インタビューするなかできちんと反対意見があったことを紹介しているし、
解説する前に「今回の目的はこうなので、それ以外にも原因はあるかもしれないが今回はこれだけにしぼって考えてほしい」と前置きがある(つまり著者がこのインタビューでわからないこともあると把握している)。
何よりも統計を多用していた。
読んでいてツッコミをいれるスキがない本でした。
読み終わったら本の内容はともかく「こういった本もあるのか!」と感動してしまいました。
何より文章がスッキリしていた面白かったです。
だから本を読むのはやめられないなって思いました。
脱線してしまいましたが、以下感想です。
子どもの国語力の低下の様々な要因
昔からいろんなところで「日本の子どもの国語力が低下している!」といわれてきましたよね。
でも当の子どもがそれを実感できるかといわれるとできません。
だってその国語力が当たり前ですから。
社会にでてようやく「あれ?」って思うことが増える。
私もその1人です。
だからこそこうやってブログをやったりしているわけなのですが。
特に最近の子どもは国語力(読解力)が低下しているらしいです。
どうして「らしい」かというと、これは統計データでみれるものではないからです。
そもそも国語力とはなんぞや…という話なのです。
おそらくだいたいの人が会社に入ってから苦労しないレベルの会話力や、資料などを読み解く力、伝える力のことを指すのだと思いますが…
この本での国語力の定義についてはP22で触れているので読みたい方は読んでみてください。
ともかく子どもの国語力が低下している声は学校教育の先生から聞こえてくるようです。
その原因の1つとしてスマホ育児と呼ばれているものがある。
ただしスマホ育児=悪なのではなく、別の要因があるのだそうです。
これはP37のあたりで解説されているので気になる方は読んでみてください。
私はこれについては意外でしたが、たしかに因果関係はありそうだなと思いました。
そもそも国語力は落ちてないよ?
この本のなかでとても興味深いと思った部分だったのですが、著者がインタビューしたなかには「そもそも子どもの国語力は落ちてない」と回答した方もいたようです。
私が言えるのは、今と昔を比べた時。社会から求められることが明らかに増えているということです。
P94
それは私も考えていました。
今ってめちゃくちゃいろんな力が求められてますよね。
疲れませんかね…
まあある意味この国が平和ということでいいことではあるのかもしれません。
優秀な大学の学生でも読書感想文がかけない
これは現場の声として紹介されていたのですが、
うちの学校は毎年、有名大学へ生徒を送り込んでいますが、将来のことを考えるとすごく心配です。
英検一級を取っている子が、日本語では800文字の読書感想文さえかけないとか、本を一冊も読み切ったことがないとかいう状態なんです。
P101
とのこと。
読書感想文がかけなくても生きてはいけると思いますが、感想がいえなかったら人とのコミュニケーションはとれるのか興味はありますね。
高学歴の方でも満足に国語力がないなら、私は胸をはってもいいのかもしれないとポジティブになれました。よかったです。
この本もよかったです
締め
やはりルポ本は面白いな~この方の他の本も読んでみたいと思いました。
読んでよかったです。
私もこんなかっこいい文章書いてみたい…
面白そう!と思った方はぜひこの本を読んでみてください。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる 著:上田 渉(2010)/進路に悩める中学高校生にオススメな一冊。ただし注意点も。【読書レビュー】

なんとなく勉強方法に興味があったので読んでみました。
はじめは著者の経歴を語っているので興味をなくしそうになりましたが、後半できちんと勉強のノウハウについて書いてあるのでよかったです。
読んでいて
「自分は間違っていなかったんだな」
と思うことが多々ありました。
私は地方のFラン大学ですが私は私なりによかったと思っています。
身の丈にあっているというか、大学受験は私は私なりにやったと思います。
親の「女は大学にいくな」コールに負けなかったという意味でも。
ですがたまに
「大学受験もっとできることはなかったかな」
なんて振り返るときがあります。
要するに悔いが残っている自分もいます。
そんな気持ちで読んでみました。
そうしたら意外と勉強方法以外も収穫があった本なので、読んでよかったです。
進路に迷っている中高生にオススメですが、これをそのまま実行するにはちょっとむずかしいところもあるなと思うのでタイトルをあんな感じに書きました。
国語力をあげるには音読から
今回の本で「おっ」と思ったところだったのでまとめます。
音読できる人は国語能力、つまり言語能力が強いそうです。
そういえば私のとても世話になった先生も口をすっぱくして音読しろ!といっていたなあ…
そのおかげで歴史はダントツで得意になりました。
そういうことだったのか~
ちなみに音読についての研究をネットで探してみたのですが、わかりやすい論文がみつからなかったので(根拠をのせていない記事はたくさんありましたが)、こちらの本をオススメしておきます。
P224に音読が与える学習効果が詳しくわかりやすく書いてあります。
頭がいい人は「自分で勉強方法を模索し続けられる人」
この本を読んでいて思ったのが、
頭がいい人はどんな状況にあっても諦めない、自分で勉強方法を模索し続けれられる人なんだなあ
ということです。
もちろん親のサポートはありきになってしまうのですが、それでも勉強し続けられるのが本当にすごいなと思います。
この方は東大や高校の同級生のなかで社会的に成功しているかはともかくとして、人生の質だけいうならかなり充実しているのではないでしょうか。
思考停止して勉強できるのも才能ですが、思考停止せず『なぜ?』をつきつめるとこういったところにつながっていくのかもしれないというケースをみることができて嬉しかったです。
私もゆっくりですがこういった人生になればいいなと思いました。
勉強する目的を明確にするのはとっても大事
この本の著者の上田渉さんは様々な局面にいたっても初心を忘れないようにしています。
初心がわからないときは徹底的に「なぜ?」を考え続ける。
これは私と通ずるところがあって嬉しかったです。
そういった性分であることで周りの人から奇異の目でみられることが多々あり、嫌になって小学生ぐらいから疑問をもたないように心がけてきたことを思い出しました。
例えば小学校低学年のときにどうしても算数で理解できないことがありました。
「なぜ9の次は10なの?」
「なぜ今まで一桁だったのに二桁になるの?」
「周りの子はすぐに理解して進んでいるのに」
誰も疑問に思っていないから、理解していない私は馬鹿なんだと泣きそうになったのを覚えています。
そのときのクラスの席の位置、天気、空気、先生の位置、算数セット…今でも思い出せます。
そのときから私はどうしてそうなるんだろう?って考えるのを極力やめました。
でも時々限界がきてわからないと授業中泣いてしまうことがあって担任の先生に
「めんどくさい子」
という扱いを受けていたことを思い出します。
でも今ならわかります。10進数だからです。
ついでに今回いい機会だったので調べてみたら、同じことを質問している人がいました。
なぜ9の次は10なのでしょうか?算数も数学もダメダメだったので、質問自体おかし... - Yahoo!知恵袋
ベストアンサーにある
n進法の知識なしに、この疑問を持つのはむしろ数学的な才能があるのではないでしょうか
が、とても嬉しかったです。
数学はもっと極めたかったのですが、質問してもウザがられることが多かったので苦手になった学問でした。
東京だったらもっといい先生がいたのかな。
話を戻しますが、何にでもそうですが目的を徹底的に考えることは大事なことです。
私は途中で放棄してしまいましたが、やはり重要なことだったんだと改めて受けとめることができました。
なかなか難しいことですが、これができると心が折れにくいんですよね。
これからは意識していこうと思います。
ただし再現性があるかというと難しい
読んでいて思ったのが、普通の人にはこの人にように再現することは難しいということ。
普通の人というと定義が必要ですが、私はこの記事では
「地方住みの年収300万以下の親の子ども」
という意味で使っています。
※ただし世帯年収ではない。
東大行く人ってだいたい関東に住んでますよね。
家から行ける距離に優秀な学習塾はあるし、親も「早稲田や慶応でいいんじゃないか」と簡単にいってくれるぐらいにはお金はある。
上で「頭のいい人は自分で勉強方法を模索し続けれる人」といいましたが、住む場所が安全に確保されていて、明日の食事の心配をしなくていい家庭があるからこそそういったことに集中できるということ。
教育格差と地方格差と経済格差に苦しんだ私には羨ましいぐらいの境遇です。
そういう意味では参考にならない人には参考にはならないでしょう。
東京でも一部の人だけだと思います。
それでもこの本を読んで勉強になったことはたくさんありました。
自分がもし著者と同じ立場だったら同じことをできたか、というと難しいと思います。
それが私の弱ささと思うのでこれからも精進していこうと思えました。
私もまだまだ諦めません。
感想
2010年の本ですが、古いからと読まないでおかなくてよかったです。
恵まれてる人はものすごく努力していることは頭では理解していますが、やっぱり羨ましいもんは羨ましいもんです。
なかなかコンプレックスを刺激される本でした。
こういったことはできるかぎりあんまりみられていないこのブログでオープンにしていきたいので、どんどん読んでレビューいきたいです。
自分で自分のことを傷つけているのかもしれないけど、自分のコンプレックスは自覚しないと前に進めないと私は考えています。
だからこういった本は読んでレビューしないとなと思いました。
締め
勉強は絶対必要なものではありませんが、何かしたいことがあると勉強は絶対に避けられないものです。
ときどきこういった本を読んで初心を思い出すことも大事ですね。
それでは今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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僕はイエローでホワイトでちょっとブルー2(2021)著:ブレイディ みかこ / 外国に住むということのリアルな一面が垣間見えるのが興味深かった【読書レビュー】
私は外国に住んでことも行ったこともないので、海外に暮らすということはメディアやSNS情報でしか知りません。
だから悲しい情報が流れてくるとついつい気持ちがそういった気持ちになってしまうし、切り取られた情報があたかも正しい情報かのように受け取ってしまうことがあります。
そうならないためにも様々な本を読んでいるのですが、今回読んだ『僕はイエローでホワイトでちょっとブルー2』は改めて読んでよかったなと思いました。
心がちょっと軽くなりました。
あとリアルな海外に住むということの一面がみれるのでとても興味深かったです。
印象に残ったのは
誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね
P31
SNSで見ず知らずの人が傷ついているのをみると、全く関係ないのに私までそんな気分になって落ち込んでしまうときがあるのですが、そうとも言えるなと思えました。
多様化について考えさせられる一冊でした。
考えたことはたくさんあるのですが、まとめきれないので感想はここで終わりにします。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
1巻目の感想はこちら。
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ミライの授業 著:瀧本 哲史 (2016)/ 普通に伝記としても面白かった【読書レビュー】
14歳を対象に書かれた本ということで、とてもわかりやすい文章だった。
普通に伝記としても面白かった。
この本の本題ではないが、興味のない歴史の人物をわかりやすく説明してくれるのはありがたいなあ。
この本「ミライの授業」は、
『中学生という大人ではないけど子どもではない』
というそろそろ「この世界ってこうじゃない?」とか気づき始めた人に向けた本です。
私は子どもが親ガチャとか言い始めたらこの本を本棚においておくと思います。
親からいうよりこういう本からのほうがしっくり来るときがありますからね。
私が中学生のときにこの本があったら読んだかというと、おそらく読まなかったと思いますが、高校生や大学生のとき読んだら励まされたかなと思います。
ネットで簡単に情報が手に入れやすいからこそ、"本質"を探し続けることは重要
最近はスマホを通せばなんでも知識が手に入る時代。
しかしそんなスマホでもわからないことってたくさんありますよね。
お金がもっとほしい。
人間関係。
自分ってなに?
などなど…スマホは知識は教えてくれますが、物事の本質については途端に弱くなると私は考えています。
これらは人によって答えが変わるということが厄介なポイント。
私も20代まで散々簡単には答えがでない悩みにふりまわされていました。
その経験を通していうならやはり”自分で考える”ということは重要なのですが、親が教えるには限界があります。
そんなときに読書は簡単に他人の考えにふれることができるので、とてもありがたいツールです。
ただ本というのは子ども向け大人向けがありますから、そこらへんの選定は子どもではなく大人がしたほうがいいなと私は考えています。
しかし「ミライの授業」のように様々な偉人をわかりやすく解説しつつネットにはなかなかのっていない”様々な本質”を解説している本はなかなかありません。
だから今回出会えてラッキーでした。
あとこの本で解説していた
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
P52(ドイツ帝国の初代首相オットー・フォン・ビスマルクの言葉)
という言葉について深くしれてよかったです。
この本を読んで地味に歴史を暗記科目だと捉えていた夫には効いたようです。
締め
どちらかというと私にとって大事というよりこれから自分で進路を決める子に必要かなという本でした。
それはさておきわかりやすい伝記のような本だなあと思いました。
面白く読ませていただきました。
この記事でブログ200記事達成したみたいです。すごい!
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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「超」入門 失敗の本質 著:鈴木 博毅 (2012)/ 耳の痛い話が1番自分によく効くよね難しいけど…【読書レビュー】

私は人の成功話より失敗した話が好きです。
かといって苦労話ばっかりきくのはしんどいですが…
私も叶えたい夢があるのですが、毎回いい結果になることはなく失敗の繰り返しです。
失敗ばかりしているとどうしても気持ちも落ち込むし、視野が狭くなってしまいます。
「ああ、こんなことでいつ結果に結ばれるのだろうか」
というネガティブな気持ちに引きずられないように、『失敗は成功のもと』ということで定期的に「失敗」についての本をよむようにしています。
今回読んだのは下の記事で紹介されていた『「超」入門 失敗の本質』という本です。
過去の日本の失敗から読み解く、日本企業の弱点をまとめた本です。
面白いな~と読む反面、耳の痛い話もありました。
読んでよかったです。
名著だなと思うのですが、この本を本当に必要としている人は時間がなくておそらくこの本を読めないんじゃないか…なんて思いました。
この本では数々の失敗を紹介しているのですが、せっかくこんなに失敗例があるのなら自分の糧にしたいなと思いました。
時間がある人は絶対読んでほしい本です。
日本の企業はなぜ旧態然のシステムなのか
「なんでいまだにハンコがあるの?」
「Faxとかまだ使ってるの?」
日本で働いてたらどうしてもこう思うことはあるのでは?
私はめちゃくちゃありました。
これ以外にも『なんでこんなに昔なの?』と思うことがたくさんある日本の社会。
理由を問うとだいたいの人は
「保守的だから」
「島国だから」
「新しい知識が受け入れ難いから」
「成長する気がないから」
と答えると思います。
私もそう答えます。
この本では別の角度の答えを示してくれます。
それは『日本人が優秀で真面目だから』と解説しています。
「えっそれがどうして旧態然としたシステムになるの?」
と思ったらぜひこの本のP75から読んでみてください。
でも昨今の訪日外国人に受けているのは日本人のこの真面目さが生んだ歴史なのですから、なんというか皮肉に感じてしまいます。
会社の上司になる人には絶対読んでほしい本
正確な情報はトップには届かない
リーダーのところに来るまでに現場の情報は歪められて伝えられる。
正確な情報を得るにはリーダーが現地まで運ぶのが絶対必要。
…そりゃそうだ。
「上司の作戦でやってみてうまくいきません!」
なんて報告できる人がいたらすごいですよね。
P181に書いてあります。
優れたリーダーは「勝利の条件」に最大の注意を払う
チームが目指す勝つための条件はなんでしょうか。
スポーツで例えるならサッカーなら点を入れることが勝利です。
ビジネスになると途端にわかりにくくなります。
お客様満足度?
売上?
何を勝利の条件が間違っていることもあります。
勝利の条件の見直しが必要な場面もあります。
P197から読めます。
他にもおすすめの失敗の本
この本も面白いですよ。
締め
本を読むとモヤモヤしていたことが言葉になっていいですね。
私は今回の本は難しかったので夫に読んでもらって戦略や指標について解説してもらいました。
そうしたら意外にも『この本面白い!』と私より理解していたのが興味深かったです。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
当ブログは、映画や読書について記事にしています。たまに雑記も書きます。読んだ記事を面白いと思ったらぜひ読者になってやってください。
伝える力(2007)著:池上彰/ 文章がうまくかけないと思ったときに読みたい。【読書レビュー】

私はブログの文章を書くのが苦手です。
定期的に
「私ってなんてこんな文章を書くんだろう」
「もっとわかりやすい記事にしたい」
と悩むことがあります。
今までたくさん文章系の本を読んできました。
やはり”役に立った!”という本もあれば”役にたたかなかった”という本もあります。
ですが今でもときどき悩むし、もっとよくしたいと思うので今回も文章系の本をよむことにしてみました。
それが今回紹介する本の『伝える力』です。
2007年に書かれた本なのですが、非常に今でも通ずる内容になっています。
- ブログの文章に悩む
- Youtubeの動画をもっとわかりやすくするには?
など「何か伝えたいことがある人」にはピッタリです。
伝える力に書いてあることはすぐに効果は現れないが…
この本にはすぐ実践できることも書いてあるのですが、効果がたちまち現れるものではありません。
例えば私が気になったのは下の部分。
特に、そのことに関してまったく知識のない人にわかるように伝えるには、自分も正確に理解していないと、とても無理です。うろお覚えや不正確な知識、浅い理解では、相手がわかるはずはありません。
(伝える力P22より引用)
「なるほど確かにそのとおりだ!早速実践しよう!」
とたいていの人が膝を打つと思いますが、
一つ一つのブログ記事でそんなことをすぐにできますか?
もしくは一つ一つの動画でできますか?
人を説得させる文章(ブログ記事や動画)を作るには、たしかにわかりやすい内容でないといけません。
しかし『内容を正確に理解する』にはかなり時間がかかると私は考えています。
なぜなら『内容を正確に理解する』には
- 集中力
- 忍耐力
- 時間
- 情報の精査
- 慣れ
が最低でも必要だからです。
内容を正確に伝えなければ、わかりやすい文章は作れない。
いっていることはわかるのですが最初はとにかく時間がかかります。
かつ読みやすい内容でないといけない。
私も自分の考えをストレスなく文章化するのに4年はかかりました。
(今でも調子が悪いとできなくなります)
あなたがもしお金をもらっているプロのライターではなかったら
とりあえず作品を世に出すこと
を目標にしてみてください。
次はどこを改善できるのか反省しつつ。
これもよく文章系の本で言われていることですよね。
とりあえず作品を世にだすことって大事なことなんだなあと5年目にして痛感しています。
諦めず続けていたら息をするようにできるようになります。
大変だけどマイペースでやることが大事なんだなあと。
もちろん役に立つ情報もある!
上のほうでちょっと否定気味に書いてしまいましたが、この本では『伝える力』をアップさせる方法もわかりやすく解説してあります。
P106の池上さんの新人時代の反省と経験が個人的におすすめです。
特に文章初心者の人は一読する価値はあります。
締め
まさか2007年の本に『なるほどな~』と思わされるとは考えていませんでした。
やはり文章力や人に伝えることで悩むことは不変の悩みごとなんだなと思いました。
もちろんそれだけでなくほかにも必要なことなどを学ぶことができました。
私も文章を書き始めて5年目です。
他の勉強もそうですが、満足せず学び続けることって大事ですね。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ(2020)著:オガトレ / 疲れにくい体がほしいときはストレッチあるのみ!【読書レビュー】
リングフィットをはじめて11月で2年目になります。
現在まで続けてきて、体調はたまに崩すものの前の自分とくらべてだいぶよくなったと思います。
ですがやはり筋肉はつくものの、体が柔らかくなることは別問題だと最近感じていました。
2年ぐらいリングフィットをやって気づいたのは
『私の体、硬すぎじゃね?』
ということです。
とにかく硬いんです私の体。
いや2年前に比べればかなりよくなったのですが、スポーツの経験がある夫に比べてまだまだ硬いなあと思います。
体が硬いと疲れやすい体になるとリングフィットがいっていました。
確かに以前に比べて体は疲れにくくなりました。
でもこうも思いました。
『体がもっと柔らかくなったら、もっと強い自分になれるのでは?』
ということで、本を探したところ「オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ」の本に出会ったというわけです。
一応いっておくとリングフィットにも柔軟体操はあるのですが、私が気になっている股関節周りのストレッチがあまり種類がありません。
リングフィットはどちらかというと肩こりをなくすのに役に立ったなあと感じています。
ですが肩こりだけなくなればいいというわけでもありません。
できれば体全体を柔らかくしたいと思ったので今回やってみた…というところです。
「オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ」では
- このストレッチをするとこんなメリットがある
- どれだけ自分が硬いのかチェックできる
- わかりやすい!
というのが良かったです。
ストレッチをしようと思うたびに『動画を探して自分がみたい場所をシークバーで動かして…』なんて面倒ですよね。
本の利点はそこかと思います。
この本を読んでリングフィットをやったあと、ストレッチをやってみたところさっそく筋肉痛です。
柔らかくなることを願って続けていきたいと思います。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
当ブログは、映画や読書について記事にしています。たまに雑記も書きます。読んだ記事を面白いと思ったらぜひ読者になってやってください。
新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます(2022)/エビデンスがしっかり載ってて良き【読書レビュー】
Twitterでみかけたので読んでみました。
私には子どもがいないので何もいえないのでサラッと感想を書くだけにしますが、とても読みやすかったです。
読んでみると意外と知らないことばかり。
「確かにこれってよく聞くけど実際どうなんだろう…」
ということにスパッと答えてくれています。
ちゃんとエビデンスが紹介されていたのが嬉しかったです。
こんなにわかりやすく書くなんて難しいだろうにスパッとわかりやすく答えがのっているのって助かりますよね。
もし子どもを産むことになったらまたしっかりじっくり読みたいです。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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子どもが心配 人として大事な三つの力 著:養老孟司(2022) 子育てに対して不安を覚えたら読みたい【読書レビュー】

私は子どもはいないのですが、なぜか読んでしまいました。
おそらく自分について不安なところがあるのでこの本を手に取ったんだと思います。
自分をより理解すれば他人を傷つけることも低くなるはずと考えているからです。
読んでみたらとてもおもしろく、ためになることばかりでした。
もし子育てに不安がある人が読んだら役に立つかもなあ…なんて思いました。
ですが、やはりこの本で語られていることは
「理想はそうなんだけどね…」
みたいなこともあります。
例えばキャンプの下りとか。それはそうなんだけど…と思いました。別のアプローチでもいいのではないかな~と私は考えます。
だからすごく寄り添ってくれる…というわけではありません。
私はこの本の内容に全面同意できません。
ですが1つの意見として読むのには大変参考になります。
考えさせられる内容ばかりです。
思わず私は自分の親にも読ませたい…と思う部分がありました。(P93とか)
曖昧なことを考えることが大好きな人にはオススメです。
この本は養老孟司さんが章ごとに4人の識者とそれぞれ対談している形式をとっています。
だから口語なので読みやすいです。
私が役に立つな~と思ったところだけいくつか抜粋してみたいと思います。
感情のコントロールができるようになるには?
私もそうなのですが感情のコントロールがうまくいかないことがあります。
最近はそうではないのですが、まだまだだなあと思うことはしょっちゅうです。
この本によるとまず「人の気持ちを言う練習」から始めるほうがいいようです。
これを述べているのが、『ケーキが切れない子どもたち』を執筆した宮口幸治先生です。
過去のレビュー記事はこちら▼
自分の気持ちがいえないならまず他人の感情について観察してみる、というのが大事なようです。
詳しくは「子どもが心配」P41を読んでください。
私はこのトレーニングをぜひもし自分の子どもがいたらやってみたいと思います。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でもいっていましたが、やはり感情の察する練習というものは必要なものなんだなあと感じました。
褒める教育の落とし穴
これは私が以前から思っていたところなので特に目新しい情報ではなかったのですが、再度読み直して「やっぱりそうだよな~」と改めて思いました。
これはP33で読めます。
ただこの本の後半で褒める教育はやっぱり効果がある!という研究結果がでているようなので気になる方はP132も必読です。
あとやはり子どもの褒め方についてはこの本がオススメです。
思わぬところが遺伝する
興味深かったのが、遺伝の話です。
慶応の文学部の先生が一卵性双生児を別々のキャンプ場につれていき、二人がどんな行動をとるかを観察したものがあります。
特に困難に直面したとき、「素」が出るので比較するとおもしろいんですよね。
その先生のお話によると、遺伝子がまったく同じ一卵性双生児は、同じような行動パターンをとる場面も多いそうです。
P73より
あとこちらも遺伝が関係している可能性が高い話です。
また、子どもの行列について、興味深い観察結果があるようですね。「先生のあとにきちんとついていくか」「後ろのほうでおしゃべりしながら、列を見出して歩くか」のどちらの行動パターンをとるかについては、遺伝的素因の影響をかなり受けるそうです。
P74より
ただこれはエビデンスがこの本のなかで示されているわけではないので信憑性が薄いです。
エビデンスがあったら読みたかったな…
それはさておきそうだったら個人的に興味深いなと思いました。
私にとって耳の痛い話
「人は人との中で成長する」
とこの本では何度か言及していますが1人で考えるのが好きな私にとっては耳の痛い話です。
確かに私が成長したり悟りを開いたのは人との関わりあいのなかでなので、そうなのですが…できればもうあんな経験はしたくないですね。
30までの人生経験で終わりにしたいです。
締め
面白い本でした。
この本で紹介されている本が気になるのですが、また読みたい本が増えたなあ…
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
当ブログは、映画や読書について記事にしています。たまに雑記も書きます。読んだ記事を面白いと思ったらぜひ読者になってやってください。