ドント・ブリーズ(2016)/登場人物に感情移入ができないのにやっぱり面白い!【映画レビュー】

私にしては珍しくこの映画をみるのは2回目です。

初めてみたのはレンタル開始された直後だったので2017年ごろだったと思います。

そのときも面白いと思ったのですが、今見てもやっぱり面白かったです。

ドント・ブリーズ2がでたのと、アマプラでみれなくなったので今回Netflixに入ったので良い機会だったので1からみてみました。

あらすじは

貧困の主人公が一攫千金を夢見て目の見えない老人の強盗に入ったらその老人がヤバかった

という感じ。

「強盗はこれで最後にするから!」

という華麗なフラグ。

この映画のすごいところは登場人物の誰にも感情移入できないところ。

なのに面白い。

ちょい気まずいシーンがあるので親子でみるのは微妙な感じです。

しいていうならアレックスがかわいそうかなと思いましたが、父親の仕事を悪用していたのでそこでプラスマイナスゼロになりました。

吹き替え声優豪華すぎて笑いました。吹替オススメです。

アマプラは課金が必要Netflixだったら見放題でした。

ドント・ブリーズ (吹替版)

 

 

 

何度見ても途中で判明する老人のクズさに情緒がおいつかない

いや登場人物全員クズなんですが、老人がやっぱりどうしてもクズにみえてしまう。

いや強盗に入るほうがどうみてもおかしいんですけどね。

いや娘を轢き殺しておいてお金を払って示談というのも胸糞悪いんですが。

だからなんというか「しょうがないか」みたいなところもあって、感情移入しないで映画が終わりを迎えるというなんともいえない感覚を味わえる貴重な映画です。

ここまでかいておいてなんですが、老人はやっぱりクズじゃない…かも?

悪事は悪事だけど…

舞台はデトロイト、ということで「ああ…」となってしまいました。

悪事は悪事なんですけどね。

かといって簡単にお金が手に入ることを知っているとその先の未来がどうなるのか。

せめて妹さんとカリフォルニアで仲良く暮らしてほしいものです。

締め

2回目もしっかり楽しめました。

仄暗い気持ちを抱えながらみるハッピーエンドはなんとも不思議な感覚。

 

今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。

これを書いた人

 

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