アマゾンプライムにこんな名作があったのか!/トランス・ワールド(2016)/ 原題:Enter Nowhere【映画レビュー】

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アマゾンプライムには埋もれている名作映画がある。

もちろん”普通”の映画も多々あるのだが、たまにとんでもないあたりがある。

それが今回紹介する『トランスワールド』という映画だ。

あらすじは

お店に強盗におしいったヤンキーのジョディは店主を撃つ。

ところかわって車が故障したサマンサは知らない森のなかを歩いていた。

小屋のなかでトムという男性とであう。

そして冒頭のジョディも集合し、三人は森のなかをさまようことになる…

最初の30分は退屈だと感じるかも。

でもちゃんと伏線を回収してくれるので安心してほしい。

できればノー知識でみてほしいので興味があったらすぐアマプラでみてね。

 

吹き替え声優も有名映画でないのに豪華だ。

特にドイツ兵役のトリリンガル声優・柿原徹也の生のドイツ語が聴けるのが超新鮮。

18歳までドイツにいただけあってネイティブのドイツ語がきくことができる。

セリフが少ないのが残念…あと声が若いので違和感がある。

以下ネタバレ感想なので注意。

 

 

 

おじさんの正体と金庫の中身

まさか!!!あのおじさんが仕掛け人だったのか!!!っていう。

いや最後本当にびっくりした。

最後のジョディとの会話から

ジョディ「ここにきたことがある気がして」

店主「そう思わせる場所です」

字幕だとこうなんだけど、吹き替えのセリフだと、

ジョディ「前にここにきたことがある気がして」

店主「このお店ではよくあるんですよ」

となっている。

結構この差はでかいと思うんだけど。

ということは別の人も同じような体験をしたことがあるということだし、店主もそれをしっている。

店主はやりなおしの力をもっているんだろうな…

 

そのあとの会話から

店主「道案内は?」(吹替だと『地図かなにかいります?』)

ジョディ「結構よ、道はわかってる」

人生の道筋・進むべき道がわからない人にああやってるのかもしれない。

映画冒頭のジョディは完全に迷ってたからね。

 

最後にプレゼントされた花はおそらくスイセンだと思うのですが、意味深ですよね。映画の冒頭にも登場しています。

花言葉も一応調べたのですが意味があわないと思うので、単純に店主からの祝福と受け取ったほうがいいかもしれませんね。

トム…お前消えたのか?

トムは最後でてきませんでしたね。

未来が変わってジョディがケビンと子ども作らなかった結果だと思いますが。

でもこれからトムは生まれるはずなので、きっと生まれてくると信じたいです。

こちらの作品もオススメ

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Amazonプライムではないですが、伏線回収ならこれ。

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締め

いやー面白かったです。

未来が変わってよかったです。

トム絶対生まれてきてほしい。

 

今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。

これを書いた人

 

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