気分が落ちこみやすい人はお腹の調子が悪い人が多い!かも/腸と脳 著:エムラン・メイヤー 翻訳:高橋 洋 (2018)

※今回は下ネタ系の話なので食事中の方は要注意です※

お腹の調子、どうですか?

ちなみに男性より女性のほうが便秘になりやすいそうです。

理由は筋力が弱いから。

あとホルモンも影響しているとかなんとか…

さらに面白いことに

「気分が落ちこみやすい人はお腹の調子が悪い人が多い」

ということがわかってきたそうです。

要するに腸内環境がよくない、便秘気味の人はネガティブ思考になりやすいということです。

ちょっと専門的で難しい本なのですが、内容はとても興味深いものでしたので紹介したいと思います。

この本では著者の体験をまとめたものが多く、おそらく原著ではたくさんの文献を引用して書いているんだろうな、ということは最後まで読むとわかります。

ただその文献自体が英語が多く、私のほうで内容が確認できなかったのが個人的に残念です。

(英語力…)

なのでこの記事はあくまで私個人の感想になります。

 

 

 

最初に:健康情報系にあたっての私のスタンス

健康情報系についてあたるとき、私は基本的に自分でもよく調べるようにしています。

参考文献自体を取り寄せて読むこともありますし、検証実験についても検証方法が妥当がどうかも調べることがあります。

とにかく鵜呑みにはしません。

「参考にはなったわ~」

っていう感じであたるようにしています。

他人にも強要しないようにしています。

個人の感想です(2回目)

ネガティブ思考の人は腸内環境が悪い人が多い、ようです

この本によると、ネガティブ思考の患者さんは腸内環境が悪い人が多いことがくりかえし言及されています。

しかも、腸内環境が悪い人は『幼少期の家庭環境がよくない人が多い』とか。

著者は深刻な症状を訴える患者がきたときに聞き取り調査を行うそうですが、幼少期について質問するとよく

「父と母が離婚し、母につらくあたられた」

「1人でごはんを食べることが多かった」

などなどを答えられる方が多いとか。

P112からそのくだりが読めるのでぜひ読んでみてほしい。

 

もし心あたりがある方がいたらこの本の最後に載っている腸内環境をよくする方法を試してみてほしい。

  • 油っぽいものを控える
  • 発酵食品を意識して摂取する(納豆、キムチ、ヨーグルト)
  • 食べすぎない
  • 2人以上でごはんを食べる                                                     

などである。

私は特に発酵食品をとるように心がけている。

意識しないとついつい食べ忘れてしまうのだ。

あともちろん食物繊維も忘れない。

食物繊維は腸内の微生物の主食となるものなので、これがないとダメだ。

こんにゃく、らっきょうなどが個人的にスーパーフードだ。

食物繊維の話はこちらのほうが詳しい。私がらっきょうについてしったのはこの本からだ(ったと思う)。

手っ取り早く健康になりたかったらこちらもオススメ。

難しいのでまずはこの本がオススメ

最初でもいいましたが、今回紹介した本は難しいです(笑)

だから『腸と脳の関係について詳しく知りたい』と思ったらまずは簡単な本から入ってほしいと思います。

下のリンクの日本の学者さんの本はわかりやすいです。

レビューを読むとこの方は『腸にサナダムシを飼っていた方』らしいです。(マジか)

 

私が健康に気を使うきっかけになった本がこちら。

ジョコビッチ選手の自伝も兼ねていますので、楽しく読めます。

ただちょっと情報が古い面もあるので試すときは1つ1つ精査したほうがいい。

過去の感想記事はこちら。

tachikawa.hatenadiary.jp

締め

何度もいいますが、絶対ソースを確認してください

まあ確認してもよくわからん、っていうときもありますけどね。

信用できなければ信じなくていいんです。

なんでも鵜呑みにするのは危険ですよ。

 

私もだいぶ便秘は解消されたほうですが、それでもまだまだだなあと思います。

気をつけなければすぐ便秘になってしまいますからね。

もっと発酵食品やバランスのいい食事を心がけないとなあ…

 

今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。

これを書いた人

 

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