まず最初に。
私はラーメンが大好きである。
月一で必ず食べている、と思う。
だけど同時に運営は大変だろうなーとは感じている。
だが具体的にどう大変なのかはわからない。
詳しくラーメン屋の苦労が知りたかったのでこの本はとても興味がわいた。
開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学
- 作者:川田 利明
- 発売日: 2019/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
プロレスラーからラーメン屋へ
著者の川田利明さんはプロレスラーからラーメン屋になった。
私はプロレスラー業界に詳しくない。
だから川田さんのことは全く知らないのだが、全く知らない業界への転職はかなり大変だということはわかる。
異業種からやってきた人ほど、その業界の危うさに気づくことが多い。
もちろん、いいことも気づくかもしれないが、それ以上にその職場のダメなところに敏感になってくれる。
それでそういう人がいるところがうまく回ったりする。
まぁ回らない現場もあるけど。
異業種からきた川田さんの言葉だから、この本からわかりやすくラーメン業界のヤバいことはすぐ伝わってきた。
ラーメン屋だけでなく、すべての飲食業は常にジレンマの連続
飲食店は経営が大変だ、とはいうものの、お金を稼ぐ以上どんな仕事でも大変だとは思う。
だがラーメン屋だけでなく飲食業は、常にジレンマとの戦いではないだろうか。
例えば
- 接客の仕方
- 手探りでの経営
- アルバイトの指導
- 継続した資金力
- 知名度
これが毎日毎日毎日続くのである。
また川田さんも本で言っているが、
提供する食品が美味しいことは大前提
である。
プラスアルファがなくてはお客さんはきてくれないのだ。
ここまで書いたが、たしかに自分が客だったら、そうかもしれない。
と、ちょっと考えて背筋を直した。
ラーメン屋は成功を収める場合ばかりではない
ラーメン屋は成功する場合だけではない。
それはわかっているが、具体的にどうしてラーメン屋が成功するだけじゃないのかがわかる本になっている。
ラーメンが好きで経営について興味のある方は読んでみては。
番外:私のオススメラーメン
私の独断と偏見で選ぶラーメン。
生き残って欲しいので、できるかぎり足を運びたいと思う。
▼しょうが醤油らーめん
冬に食べると至福の時が訪れる。
▼背脂しょうゆラーメン
背脂が大好きな私は何度も通っている
ああ、ラーメンの画像は深夜にみるものではない。
もし夜にラーメンが食べたくなったらさっさと寝たほうが次の日のためになる。
こんな記事を書いておいてなんだけど。