元プロレスラーからラーメン屋に転職した人が語る逆説ビジネス学

まず最初に。

私はラーメンが大好きである。

月一で必ず食べている、と思う。

だけど同時に運営は大変だろうなーとは感じている。

 

だが具体的にどう大変なのかはわからない。

詳しくラーメン屋の苦労が知りたかったのでこの本はとても興味がわいた。

 

プロレスラーからラーメン屋へ

著者の川田利明さんはプロレスラーからラーメン屋になった。

私はプロレスラー業界に詳しくない。

だから川田さんのことは全く知らないのだが、全く知らない業界への転職はかなり大変だということはわかる。

異業種からやってきた人ほど、その業界の危うさに気づくことが多い。

もちろん、いいことも気づくかもしれないが、それ以上にその職場のダメなところに敏感になってくれる。

それでそういう人がいるところがうまく回ったりする。

まぁ回らない現場もあるけど。

異業種からきた川田さんの言葉だから、この本からわかりやすくラーメン業界のヤバいことはすぐ伝わってきた。

 

ラーメン屋だけでなく、すべての飲食業は常にジレンマの連続

飲食店は経営が大変だ、とはいうものの、お金を稼ぐ以上どんな仕事でも大変だとは思う。

だがラーメン屋だけでなく飲食業は、常にジレンマとの戦いではないだろうか。

例えば

  1. 接客の仕方
  2. 手探りでの経営
  3. アルバイトの指導
  4. 継続した資金力
  5. 知名度

これが毎日毎日毎日続くのである。

また川田さんも本で言っているが、

提供する食品が美味しいことは大前提

である。

プラスアルファがなくてはお客さんはきてくれないのだ。

 

ここまで書いたが、たしかに自分が客だったら、そうかもしれない。

と、ちょっと考えて背筋を直した。

ラーメン屋は成功を収める場合ばかりではない

ラーメン屋は成功する場合だけではない。

それはわかっているが、具体的にどうしてラーメン屋が成功するだけじゃないのかがわかる本になっている。

ラーメンが好きで経営について興味のある方は読んでみては。

番外:私のオススメラーメン

私の独断と偏見で選ぶラーメン。

生き残って欲しいので、できるかぎり足を運びたいと思う。

▼しょうが醤油らーめん

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冬に食べると至福の時が訪れる。

 

▼背脂しょうゆラーメン
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背脂が大好きな私は何度も通っている

ああ、ラーメンの画像は深夜にみるものではない。

もし夜にラーメンが食べたくなったらさっさと寝たほうが次の日のためになる。

こんな記事を書いておいてなんだけど。