テレビ東京アナウンサー大江麻理子さんに学ぶ『何がどうでもいい』精神についてまとめてみた

『何がどうでもいいんですよね』

私がテレビ東京のアナウンサー大江麻理子さんを知ったのは『マツコ&亨のビューティー言いたい放題』 という番組です。

地方民だったらわかってくれるかもしれませんが、

地方にはテレ東なんて映りません。

ので、私は半年遅れの2019年のGWの再放送で知りました。

(※地方局は半年遅れでテレ東の番組を放送しています。)

 

なんとなーくみていたら、全体的にマツコさんの毒舌や有働由美子アナのぶっちゃけ話など面白くてついつい見入ってしまいました。

そんななかでも特に大江麻理子アナウンサーの言葉が耳に残ったのです。

 

 何がどうでもいいんですよね。

 

とにかく大江アナは『何がどうでもいい』らしい。

 

人の目や自分の気持ちを気にしてしまう人が圧倒的に多いのではないかと思います。

でも大江アナは心の底からどうでもいいと思っているようです。

確かにそれはテレビをみていただけの私にも伝わってきました。

さっぱりしているというか非常にクールな方なんですね。

でも愛嬌も忘れないところがすごくかっこいいなと思いました。

大人、って感じで私も思わず憧れてしまいました。

そこでこの記事では大江アナの『何がどうでもいい』精神についてもう少し深堀りしていきます。

 

大江アナの何がどうでもいい精神はアドラー心理学に通じるところがある

まず大江アナとは?

大学卒業後の2001年に、アナウンサーとしてテレビ東京に入社。

現在はテレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)にてメインキャスターをつとめていらっしゃいます。

WBS公式HP

あのマツコ・デラックスさんに「今どの局にもこんな涼やかな女性アナウンサーはいない」と言わせている方です。

(すごいですよね)

顔写真はGoogleさんで検索してみてください。

私はこの放送があるまで全く知らない人でした。

大江アナはとにかく相手を受け入れる精神の持ち主

 大江アナは先輩である同じテレビ東京報道局のキャスター池谷亨さんから

・人がきいたら『なんで!?それ変じゃん!』みたいな話を平気な顔していう

と言われています。

おそらく他の人からみて、どんなひどい目にあってもひょうひょうとしている人なんでしょうね。

こういうしなやかな人っていますよね。

つよい…こういう人が社会人というか私の理想的な大人です。

その大江アナのひょうひょうとした態度・行動のもとにあるのが、

・執着や頓着がまったくない

・なにがどうでもいい

・仕事はこだわるが、それ以外は…

(大江アナ本人談)

 という性格からきているそうです。

 私もこんなことをいってみたい…

大江アナのスタンスは究極のアドラー心理学

まずアドラー心理学の重要な考え方としてあるのが、”他人からの承認欲求を捨てること”。

他人の評価でしか自分の価値を見いだせない人は、いつか人に認めてもらうためだけに行動するようになります。

例えば、

・会社で早く仕事を覚えないと周りの人になんて思われるか不安でミスを連発してしまう

・いつも元気に挨拶を返してくれるのに、挨拶を返してくれなくなった

このように他人の反応にふりまわされることになります。

次に承認欲求をすてるにはどうしたらいいかというと『自分の問題』と『他人の問題』をしっかり区別することが重要です。

先ほど出した例をみてみましょう。

例1:会社で早く仕事を覚えないと周りの人になんて思われるか不安でミスを連発してしまう

自分の問題:仕事を早く覚えること

他人の問題:仕事を覚える速さは人それぞれなのにイライラしてしまう

 

例2:友達がいつも元気に挨拶を返してくれるのに、挨拶を返してくれなくなった

自分の問題:挨拶をしつづけるか迷う

他人の問題:なぜか挨拶をしなくなった

 

つまり他人の問題(他人のなかのあなたの評価)は自分の力では解決できないため、気にしてはいけないというのがアドラー心理学です。

 

大江アナの話にもどります。

大江アナはめちゃくちゃ『他人の問題』と『自分の問題』を切り分けています。

達人級です。

何をされても、『それはどうでもいい』と切り分けられる人なんです。

ある意味最強の人です。

それで心が病むことがないのですからね。

大江アナはこうもいっています。

こうあってほしいとかをあまり相手に求めないです

 …かっこいい(2回目)

ついつい人に対して期待ってしちゃいますよね。

勝手に期待してるのはわかってるんですが、思ってるのと違うと勝手に怒ったりして。

あー、大江さんみたいになれたらすごく人生楽しいでしょうね。

そういう大江アナに対し心配する人も

 そういう大江アナに対して心配する人もいます。

同じテレ東のキャスター池谷さんは、

でもそれって意識はそうだけど、体に異常が来たりとかたまにある?

 と大江アナに投げかけています。

そうですよね~いくら頭ではわかっていても、体がついていかないことってありますよね。

やはり大江アナが特殊なケースということでしょうね。

この世界が大江アナのような方ばっかりだったらもっと平和になるでしょうね。

確かに大江アナだからできることだろう

また大江アナを語るうえではずせないのが、以前担当していたテレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2』です。

記事の内容と大きくズレるのでここで詳しくは語りませんが、よく大江アナはやりきったものです。

これも大江アナの『何がどうでもいい』精神のおかげなんでしょうね。

でも大江アナのやり方は誰でもできるわけではありません。

大江アナには大江アナのやり方があるように、人にはそれぞれのやり方があります。

それを探して試していくのが大事なのではないかと思います。

仕事のやり方でも生き方でも、人にはその人にあったやり方があります。

最初は真似をしてみるのもいいと思いますが、ずっとそれを続けていくといずれ違和感がでてくるはずです。

もっと分析をしてよりよい方向にアレンジしていければ、もっとよくなりますよね。

雑感

この『マツコ&亨のビューティー言いたい放題』、今日まで録画を30回以上見直してるぐらい私は面白かったです。

よくブログかいてるときに流しながら聞いています。

私が住んでいるところがまったくテレ東が映らないので、WBSをリアルタイムでみれないのが残念なんですけどね。

テレ東のWBS(ワールドビジネスサテライト)は

・経済が大好きなマツコ・デラックスさんは毎日みてる大ファン

・ニュース全般の王道ニュースをあのスタッフで作って欲しいなって思うぐらいVTRとか上手

とマツコ・デラックスさんがべた褒めされていました。

東京に住んでいたことあるのに、WBS一度もみたことない…ほっとんどテレビをみていなかった生活をしていたのでもったいなかったです。

そこまでいわしめる報道番組ってどんな感じなんでしょうね。

はあ~『マツコ&亨のビューティー言いたい放題』、めっちゃ面白かった。

またやってほしいのですが、まったく音沙汰がないので無理ですかね…