精神科医の名越康文さんとみるゲーム実況動画がめっちゃ面白かった。
下にリンクをはっておきます。重くなるのでリンクでご勘弁ください。
▶【ゲームさんぽ/Detroit: Become Human】精神科医・名越康文さんが登場キャラを分析! 驚くほど繊細なアンドロイドの心理が明らかにされていく...!
▶【ゲームさんぽ/悪夢の精神分析①】終わりなき悪夢へようこそ...名越先生とネバーエンディング・ナイトメア!
精神分析をしながらゲーム実況とは斬新だなあと思いつつ、みるとめっちゃ面白い。
で、このつながりから名越康文さんに興味をもち、出版されていた本を休みの間にいくつかよんでみることにしました。
今回はそのなかから一冊紹介したいと思います。
どうしてあの人は怒らないでいられるのかの解説
子どものなかでも怒る子と怒らない子っていますよね。
やっぱり怒りという感情は正しく使わないと、その後の人間関係をギクシャクさせてしまうものです。
怒らなくてもなんとかなる場面ならスルーするのも有効な一手になりますが、ついつい感情を爆発させてしまうのは大人になってもあることです。
そんな怒る人と怒らない人の差はなんなのか、という疑問をイラストつきで解説してくれています。
児童書とあなどるなかれ!
カラフルなイラストだけでなく、内容もかなり優しく書かれている。
先ほどの怒る人と怒らない人の違いについてわかりやすく説明しているだけでなく、どうやったら怒りを管理できるのかについても解説していてわかりやすい。
ここに書いてあることは私が大人になってからいろんな本をよんでから学んだことばかりだが、かなり簡単に実行しやすくなっている。
正直、アンガーマネジメントの本が難しかったらこの本から入ったほうがいいかもしれない。
ただし一部は同意できないところもあった
なるほど~となるところも多かったが一部はちょっと同意できないところもあった。
たとえば怒りのコントロール方法として紹介されている方法『おだやかな自分を一日だけ演じよう』というのは大人でもかなり難しいのではないだろうか。
そりゃあ自分をおさえて他人の顔色をうかがえばなんでもうまくはいくが…、それでいいのだろうかと思わざるを得ない。
私も人の目を伺いすぎて限界がきたことが小学生・中学生のころにあったのでちょっとこれには同意できなかった。
これに関してはきちんと子どもと対話ができればいいなあ…と思う。
あとは怒りのシミュレーションの例にあげられていた、もし急にでかけられなくなったときはどうする?という返答例だ。
例:楽しみにしていた遊園地にお父さんの都合でいけなくなった!
- ×約束したのに!お父さんのうそつき!
- ○私もっとお父さんと遊びたいよ。今日はすごく残念。
大人のわたしは参考になるが、子どもにみせるにはかなりの高度なテクニックが必要とする返答になるのでここまでは期待しちゃいけないなと思う。
逆に○のような返答ができる人がすごいよ!と思う。
以上の点はちょっと同意できないが、それ以外は勉強になるので思考実験的にはなるから読んでいて楽しいと思うよ。
私には子どもがいない
私は今のところ子どもはいないし、これから産むかもわかりません。
が、いつかもし産まれたら参考にしたい本はたくさんあるのでブログ記事にすることで忘れないようにしたいと思います。
合わせて今のわたしの考えも書いておきます。
もしかしたら今はこういうふうに思ってるかもしれないけど、未来はかわっているかもしれないですし。
その変化も楽しみたいですからね!
「お母さん最近怒りすぎ!」とかいわれるかもな…
もちろんブーメランになる可能性はありますが、自分を見つめ直すきっかけになればいいなと思います。
今日はこの辺にしたいと思います。 ではまた。