闇のアンソニー・ホプキンズが『羊たちの沈黙』ならば、これは光のアンソニー・ホプキンズだ。
といっても私が知ってるアンソニー・ホプキンズが羊たちの沈黙っていうだけなんですけどね。私もまだまだだ。
これもNetflix限定です。申し訳ない。
あらすじとしては
2012年、バチカンはスキャンダルに揺れていた。
ベルゴリオ枢機卿(演:ジョナサン・プライス)は辞任を申し出ていたが、教皇ベネディクト16世(演:アンソニー・ホプキンズ)からの返事はなかった。
ベネディクト16世はベルゴリオ枢機卿と対話を重ねるなかでこれからの未来を模索していく…
という感じです。
きらびやかで荘厳なローマの美術品が映画のなかでたくさんでてきます。
特に『最後の審判』の部屋で、ローマ教皇がアップルウォッチに運動を急かされるシーンはなかなかいい感じです。
この映画をみて初めて知ったことも多く、世界史が好きな人はすんなりとはいれるのではないでしょうか。
Googleで調べたところによると一応コメディのジャンルの映画になるそうです。
(そうなんだ…)
日本にいるとあまりわからないローマ教皇のことがわかる
日本にいるとローマ教皇やバチカンのことって本当にわかりませんよね。
私は映画『天使と悪魔』や世界史が好きだったので
「ああアレね!」
となるシーンがとても多かったです。
驚いたのはローマ教皇は死ぬまで任期が続くということ。
これは知らなかったです。
だからこそ生前退位したベネディクト16世は目立つのでしょう。
最後に生前退位したのは600年ほど前とか。
そういった歴史と現在起きている問題に対して板挟みになっているローマ教皇の悩みが、なんとも切実で心を打ちました。
やっぱり長く続くと色々なところであわないところがでてくるものです。
それを最初に改革する人はとても大変だろうなと思いました。
イタリア、いつかいってみたいけどなんだかんだでいかないと思うので、この映画を通して少しでもしれてよかったです。
懺悔室をはじめてみた
この映画で懺悔室をはじめて使われてるのをみました。
岸辺露伴は動かないでも登場する懺悔室です。
おそらく私がイタリアにいくことはこれからもないと思うので、
「実際はこうやって使うのか~」
といいものがみれた気がします。
やはり写真だけではよくわかりませんよね。
締め
ファンタオレンジを飲む教皇はとても新鮮でした。
そりゃあ飲んだりしますよね。
でもどこかでそういうのは飲んだりしないんじゃないかと思ってました。
やはり映画は自分がいったことのない場所にいる人や生活の営みがみれるので面白いですね。
旅行にはいけませんが少しでも世界のことをしれたらいいなと思います。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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