熱い男たちの友情と悪い王様と善人の王様を演じ分けるディカプリオがみたいならこの映画!/仮面の男(1998)【映画レビュー】
勧善懲悪の王道ストーリーがみたい、そんなときもありますよね。
そういうときはまさにこの映画『仮面の男』がオススメです。
あらすじとしては、
アラミス、アトス、ポルトスの三銃士とダルタニアンという男たちが悪政を敷くレオナルド・ディカプリオ演じるルイ14世を、地下に幽閉されている双子の弟フィリップと交換しようと画策する…
という感じの映画です。
”仮面の男”というのは実際の歴史にある『とある男』のことが元ネタになっています。
面会のときだけベールで顔を覆う囚人、鉄仮面
昔は鉄仮面をしていた、という話だったらしいですが最近の研究によると布だったとか。
また
バスティーユ監獄にいたときは副監獄長が直々に世話をしていた
という話もあります。
こういうのってワクワクしますよね。
この仮面の男という映画では、
「仮面の男がもし暴君の双子の弟で、弟のほうは名君だったら…」
みたいな感じです。
いいぞもっとやれ。
私はこういう『歴史×勧善懲悪』が大好きなのでとても楽しくみることができました。
当然ながら前半はほぼ暴君がやりたい放題なのでちょっとしんどいところはありますが、最後は大丈夫です。
またこの映画は濡れ場や略奪愛などが含まれているので視聴の際には背後の注意が必要です。
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4人のおじさんたちの友情がみててスカッとする
昔は超有名な銃士として名を馳せた4人が再結集するところは激アツです。
特に超カッコいいあの服をはためかせて走るところは好きな人は好きでしょう。
4人のおじさんたちのすったもんだが面白い。
ここだけの話、たまに見分けられなくなるのが申し訳ない。
ディカプリオの演じ分けがすごい
ディカプリオの演じ分けがすごくいいです。
暴君と聖人君子。
ちなみにこの映画がでたのはあのタイタニックの次の年です。
ルイはほんっとうに見た目だけは王様って感じなんですよね。
性格はほんっとうに暴君だけど。
One for all, All for oneが意訳されている
私はこのシーンが大好きなのですが昔みた映画と翻訳が違っているのか、まったく違う翻訳になっていてちょっとがっかりしました。
私が過去にみたのは
「1人はみんなのために、みんなは1人のために!我ら(ナントカ)四銃士!」
みたいな感じだったと思うんですけどね…
ちょっとそこが残念でした。
締め
この映画と出会ったのは中学生のころ。
社会の先生がクラスでみせてくれたのですが、濡れ場などのシーンはめっちゃきまずかったのを覚えています。
ですがそれはおいてもとてもいい映画で引き込まれたのを覚えています。
やっぱり勧善懲悪はわかりやすくていいなあ。
今日はこの辺にしたいと思います。ではまた。
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