”貧困で苦しむ世界の子どもたち”の現在をあなたは知っているか。

たまに流れる貧困で苦しむ世界の子どもたちをテレビCMでみかけたことは、おそらくだれでもあると思います。

こういうCMは今年30になる私も小学生のころぐらいからあったし、形をかえて放送されています。

ただ、このCMだけをみると未だに

・アフリカでは識字率はあがっていない

・女の子の就学率がいちじるしく低い

と感じがちです。

私もこの本を読むまでは少なくともそう思っていました。

でもどうやら私達が思うより世界はずっとよくなっているようです。

心が軽くなると同時に自分も無知だったなあ、とちょっと反省する一冊。

   

ファクトフルネスとは世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキルのことである。

Amazonより引用

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

 

簡単にまとめると、データや事実をしっかりとみよう、というかそもそも人間には偏った考えをもちやすいから、この本をよんでしっかり把握しておこう、という本です。 

 

データをみるのは大事、とはおそらく本をよむ人だったら誰でもわかってると思います。

でも実際にわざわざ調べたり、データをよんだり、比較したりするのって面倒ですよね。

さすがにそこまで気になんかできません。

なぜなら普通に生きていたら私達はそこまで余裕がないからです。

この記事のタイトルにあるとおり、募金をしてもそのあとどうなったかまだには興味がでない方が多いのではないでしょうか。

例えば日本でおきた災害に関しては募金の用途についてしるきっかけがあるかもしれません。

でも外国のことになると、とんと情報が入ってきません。

ファクトフルネスは本のなかで、現在のアフリカの姿を統計やデータで解説したり、著者本人の体験を通して語っています。

アフリカは思っている以上に発展していることがわかります。 

と、同時に私のなかのアフリカのイメージがだいぶ偏っていたことにも気付かされました…反省。

さいごに

ファクトフルネスはもっとよく詳しく知りたい人は読んでみると、発見が絶対あります。

というかこの本、2019年発売してから今どこの書店にもありますよね。

書店によく行く人ならみたこと絶対あるはず。

2019年間ビジネス書・実用書ランキング1位(BookLive調べ)、2019年間ベストセラー第1位(ビジネス翻訳書・日販調べ)、世界で200万部の大ベストセラーとのこと。

いまだに売れ続けてるみたいなので、古本屋さんで売ってるかもしれません。

ただ、こういったビジネス書ってあんまり値落ちしないので、結局新書を買ったほうが安くすむことも…

とにかく知識欲がある方に特にオススメです。