夫婦の衛生観念をどうやってすり合わせるか

ある日こんなまとめ記事をみつけました。 

友人が皿洗い用スポンジでシンクをゴシゴシし始めてドン引き→「ありえない」派と「ふつうでしょ」派に意見まっぷたつ。 - Togetter

さっくりリンク先のことをまとめると、

  • 自宅に遊びにきた友達と皿洗いをしていた
  • その友達が皿用スポンジでシンクを洗い始めた
  • 注意したものの、友達は皿用スポンジでシンクを洗うのをやめなかった

ということが発生したようですね。

人によっては絶許ともいえる行為ですね。さすがの私も見過ごせないと思います。

この場合はポイントが2つあって

  1. 友人が皿用スポンジでシンクを洗い始めた
  2. 注意したのにやめなかった

「1.友人が皿用スポンジでシンクを洗い始めた」だけならまだしも、「2.注意したのにやめなかった」というのは困惑しますね。しかも笑いながらというのがさらに嫌ですね。

友人の自宅って遊びにいくときは結構気を使います。なぜならその家にはその家のルールがあるからです。できるかぎりはその家のルールに従って行動したいですよね。特に衛生観念については家ごとに全く違うと思います。

ずっとその家に住まないなら相手の家のルールに従ったほうが楽です。

もちろん友人の家であるからということもそうですが、無用なケンカを避けることにも有効だからです。

もし私だったらそういう友人とはそのまま疎遠になるようにします。もしくは外で遊ぶようにしますね。

注意していることを平然と笑いながらする方とはそもそも価値観があわないので、いつかは疎遠になったと思います。

 ですがこれはあくまで『友人』の話です。

これが仮に『結婚相手』だったらどうするか、というのが今回の記事のテーマです。

というのも私も似たようなことが夫婦間でありました。そのときのことを思い出したので記事にしてみました。

今では笑い話です。

何が起きたか

まず我が家では掃除は分担制です。

  • 私の手が足らず夫に毎週やっている床掃除を依頼した
  • すると夫はトイレの床掃除をした雑巾でリビング・台所の床掃除をした
  • 私は前も同じ依頼をしたことがあり、その際も同じことをしたと夫は返答した

といったことがありました。

私はトイレの床を掃除する雑巾と台所の床を掃除する雑巾は分けたいなと思っている人間でした。

夫は特に気にしたことがない人間でした。

先ほどの記事と違うところ

冒頭であげた

友人が皿洗い用スポンジでシンクをゴシゴシし始めてドン引き→「ありえない」派と「ふつうでしょ」派に意見まっぷたつ。 - Togetter

と違うところは以下。

  1. 対象が夫
  2. 注意したらやめてくれた
  3. 結婚相手だったのでこれからどうするかという話し合いをした

というところです。

相手が不快だと伝えたらやめてくれるのが夫の長所ではありますが、納得していないふうでしたので掃除をいったんとめて話し合いをすることにしました。

友人だったら疎遠でOKかもしれませんが、結婚相手はそうもいきません。

なので話し合いをその場でしました。

話し合いのときに私がしたこと

実家ではそうなのか質問した

もしかしたら彼の実家ではそうなのかもしれないと思い、実家ではどうなのか聞きました。

回答としては「そうじゃないと思う。やったことがないからわからない」とのこと。

この質問をした理由としては、もし彼のなかで当たり前の行為だったとしたら、

  • 変えることが難しいかもしれない
  • 私にあわせてもらえないかお願いをしなくてはならない

と思ったからです。

相手の背景を把握することは必要だと判断し、質問しました。

何か意図はあるのか

もし彼のなかで「これが1番早いと思った」「楽だから」という理由があれば知りたいと思い質問しました。

一応返答としては「特に考えていなかった」とのことでした。

次に私の意見を伝えた

次に私の意見を伝えました。

  • 私は居間とトイレは違う雑巾で掃除をしてほしい
  • なぜかというとトイレの床は汚いと思うから(ここはもっと色々ダイレクトにいった)
  •  もし嫌でなかったらあわせてくれないか
  • 何かほかに意見があればいってほしい

そこで夫が「いいよ」といって終了したのですが、先程の夫の『納得していない様子』がひっかかり色々と深読みしてしまいました。

夫にも念の為確認したのですが「納得してるよ(笑)そんな顔してたの?」といわれたのでちょっと考えすぎてしまいました。

反省点

この話し合いの反省点としては以下の通りです。

注意したときの私の顔がこわばっていた

あとになって夫を観察していてわかったのが、注意したときの私の顔がこわばっていたのがよくなかったな~ということです。

夫も私の顔をみて「しまった」と思ったのでしょう。

感情的にならないように冷静に、冷静に、と思っていたのですが、ちょっと怖かったみたいですね。もう少しフランクに指摘できるようになりたいです。

注意点

私と夫の場合は話し合いでなんとかなりましたが、これがうまくいかないと片方が我慢し続けなければならないのでしんどいところだなと思います。

たまたま夫が話をきいてくれるタイプだったのが幸い。

あと私と夫は

  • 察してちゃんはやめる
  • 不満をためない
  • 相手にお礼をいう

 など、色々細かいルールを設けています。

こういうところも価値観があわないと生活を続けていくことは難しいでしょうね。

あと私は『感情的に』『言い過ぎないように』かなり気をつけながら注意をしています。

人って感情的になると怖いですもんね、本当に気をつけます。

なにより夫の意見をガン無視にならないように気をつけます。

締め

夫婦の衛生観念って毎日発生するものなので、すりあわせをしないとキツイかな~と思います。片方が我慢しつづけるといつか限界がきてしまいますし、毎日ケンカをするのも疲れますよね。

お互いが譲れるところは譲って生活したものです。

なんて今日は夫婦の話をしてみました。

今日はこの辺にしたいと思います。 ではまた。